BIツールのTableau(タブロー) ソリューション
自動車3社(トヨタ、ホンダ、日産)の財務分析
自動車3社(トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車)の1985年から2008年(リーマンショック前)までの連結財務データを、Tableau(タブロー)を使って分析します。サンプルファイルとソフト(無料)はいつでもダウンロードできますので、実際に操作して、体験してみてください。
サンプルファイルとソフト(無料)をダウンロードして、実際に操作して、体験してみてください。
※上のボタンから、Tableau(タブロー) Desktopをダウンロード・インストール後、ダウンロードしたサンプルファイルを開いてください。
自動車3社(トヨタ、ホンダ、日産)の成長性分析
Tableau(タブロー)のダッシュボード機能を使って、自動車3社の成長性分析を行います。画面の上から、「売上高成長率」、「売上高成長率(表)」、「売上高推移」、さらに、トヨタに絞って、「トヨタ売上高推移」、「トヨタ売上高営業利益率推移」を右に、最後に、一番下には、「売上高の推移(表)」を表示することで、同時に多角的に売上や成長性指標を分析することができます。
Tableauのハイライト機能を使うことで、より各社の傾向を掴みやすいかも知れません。

トヨタは、「売上高成長率のグラフ」と「売上高成長率(表)」を見ると、過去23年間、コンスタントに5%以上成長していることが見て取れます。「売上高成長率(表)」では、「濃い緑色」で表現されている部分は、対前年5%以上成長した年となりますので、トヨタは、ほぼ、この「濃い緑色」で推移していることが、一目で把握出来ます。
売上高の規模は違いますが、売上高の成長率では、ホンダも、トヨタと同じぐらい成長しているようです。ただ、グラフを見てとれるのは、その成長は、上が24.5%から、下は、マイナス6.5%までと、コンスタントというよりは、大きく変動しながらの成長のようです。また、「売上高成長率(表)」を見ますと、1993年、1994年と対前年売上高成長は、マイナス成長となりましたが、1997年で突出して売上高が成長しています。それ以外の年度では、「売上高成長率(表)」の「濃い緑色」で表現されている箇所がかなり多くなっていることから、全体として大きな成長傾向にあることが見て取れます。
また、1985年と2008年の売上の伸びを比較してみると、トヨタが59,090億円 → 262,890億円と約4.4倍に、ホンダは、26,520億円 → 120,030億円と約4.5倍にと23年間でみると、ほぼ売上の成長率は同じ(規模は違いますが。)ようになっていることが把握できます。
一方、日産の売上高の成長率は、ゴーン氏がCEOになる前の2000年度までは、芳しくなかったことが見て取れます。2001年度以降は、売上高成長率としてはコンスタントにプラス成長に転じていることが、「売上高成長率」の折れ線グラフ、「売上高成長率」の集計表の両方から、見て取れます。
また、売上高を日産とホンダで比較すると、1985年当時、日産の売上高は、ホンダの倍近くありましたが、2000年に逆転されています。その後、2001年以降は、ホンダの方がやや大きいですが、ともに、成長していることが見て取れるかと思います。
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自動車3社(トヨタ、ホンダ、日産)の収益性分析
Tableau(タブロー)のダッシュボード機能を使って、自動車3社の収益性分析を行います。画面の上から、先ほども出てきましたが、「売上高推移」を金額ベースで把握したいので表示させます。 その下に、「売上高総利益率推移」、「売上高営業利益率推移」、「売上高経常利益率推移」、「売上高当期純利益率推移」と、損益計算書(PL)の上から順番に、利益項目を売上高で割って、トヨタ、ホンダ、日産の3社分を同時に表示させています。これによって、同時に多角的に売上や指標を分析することができます。データが入手出来れば、さらに、事業別(自動車とそれ以外など)、地域別(ワールドワイドで)、本体・関係会社別の切り口を増やして分析を行うと、より興味深いかと思います。
Tableauのハイライト機能を使うことで、より、各社の傾向を掴みやすいかも知れません。

こうしてみると、今更申し上げるのも恐縮ですが、トヨタは、リーマンショック前までは、「売上高推移」にあるように、巨大企業にも関わらず、高い売上高成長を維持し、かつ、コンスタントに、利益を上げているように見て取れます。
ホンダは、売上高総利益率で高い利益率を上げています。これは、研究開発費などの計上の仕方にも影響を受けるため、本業における営業力の指標としての売上高営業利益率を見てみると、トヨタと同じかやや上下が激しく動いて推移しているように見えます。
最後に日産ですが、2001年以降は、売上原価を削減することは出来ていないようですが、日産リバイバルプランによる一連のリストラ活動により、販売費および一般管理費の削減の効果が出て、売上高営業利益率以降の利益について、改善が見られるかと思います。
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Excelではなく、Tableau(タブロー)を使って、財務分析をするメリット
よく、TableauのようなBIツールで、Excelとどう違うの?と聞かれることがありますので、Excelではなく、Tableauを使って、財務分析するメリットを以下にあげてみたいと思います。
1. Tableauは、簡単にダッシュボードを作り多角的な視点で動的にデータ分析することが出来ます
上の例にありますように、複数のコンテンツを同時に表示させ、多角的な視点で、動的に、データ分析することが出来ます。
2. Tableauは、データボリュームに制限がありません
一般的に、Excelのデータ件数は、6万行程度となっていますが、Tableauの場合は、データ件数の制限がありません。
3. Tableauは、常に最新のデータで、分析結果を見ることが出来ます
Excelの場合、集計したタイミングによって、ファイル間で数字が異なったり、ファイルのバージョン管理が煩雑になったりする傾向があります。Tableauの場合、「F5キー」を押すだけで、最新のデータが反映され、誤った数字に基づいた意思決定を完全に排除することが出来ます。
4. Tableauは、多様なデータモデルに対応しています
Excelの場合は、ExcelスプレッドシートやSQL Serverのデータの取り扱いはやり易いかと思いますが、複数テーブルの結合(JOIN)などは、あまり得意ではないかと思います。
5. Tableauは、多種多様なデータソース(種類)に対応しています
Excelの場合は、Microsoft 製品以外のデータはあまり得意ではありませんが、Tableauは、中立的な製品なので、どのDBとも相性が良いです。
6. Tableauは、データ項目の値ごとにグラフの色を設定できます
Excelで複数ファイル、複数シートでグラフを作成し、データ項目の値ごとに色を設定しようとすると、全てのグラフでプロパティ設定する必要があります。Tableauの場合は、一つのシートで、「売上は青」、「利益は緑」、「製品種別Aは赤」、「関東エリアは黄」などと設定すると、ファイル内のすべてのシートに適用され、色に意味を持たせることが容易に出来ます。
7. Tableauは、異常値、閾値の管理が容易です
Tableauは、マイナス値を赤で表示するだけでなく、特定の閾値を設定して、異常値や閾値以下のデータに注意が行くように設定出来ます。
8. Tableauは、感覚的なドラッグアンドドロップ操作で分析が出来ます
Tableauは、欲しいデータを左から右へ感覚的なドラッグアンドドロップ操作で、分析することが出来ます。
9. Tableauは、グラフを作るのに複雑なステップやウィザードがありません
感覚的なドラッグアンドドロップ操作で、欲しいデータを左から右へもっていくと直ぐにグラフ化(ビジュアル化)されます。
まとめ
Tableauでは、上でご紹介しました成長性分析や収益性分析以外にも、効率性分析、安全性分析、生産性分析なども簡単に行うことが出来ます。それ以外にも、デュポンシステムを使った分析を含む多種多様な分析を行うことができます。上でご紹介した例は、Tableauで出来ることのほんの一部です。上の例のTableauのサンプルファイルは、いつでもダウンロード可能です。このファイルには、トヨタ、ホンダ、日産の連結財務諸表データが1985年から2008年までの分が含まれていますので、是非、トライアル版とともに、お試し頂ければと思います。






